代表挨拶

 将来の夢を描くお絵描きの時間に描いたのは、大きな花輪を立てている自分の姿でした。

 

 ご遺族様の為にと朝から晩まで働く両親の背中を見て過ごした幼少時代。時は流れ、家業を本格的に手伝うようになってから「夢」と感じていた葬祭業は、いつしか私の中で、『お悲しみに暮れるご遺族の心に寄り添いあたたかい葬儀を提供する』という「使命」に変わりました。そして現在、創立70年を迎える弊社の全員がその使命を胸に抱き日々の業務を務めさせて頂いております。

 

 皆様方に於かれましては益々ご清祥の事とお慶び申し上げます。また、日頃より格別なご高配を賜り心より御礼申し上げます。

 

 さて、私たちを取り巻く環境はパンデミックや少子高齢化の煽りを受け大きく変化を続けています。それに伴い近い将来さらなるAIの普及によって社会の在り方にも様々な影響が予想されます。しかし、AIに奪われない人間にしか出来ない仕事があります。それはイノベーションとコミュニケーションを必要とする仕事。葬祭業はまさにこの二つの要素が最重要視される職業の一つです。

 

 幸いにも弊社には、故人様のお人柄やご遺族様のお考えに沿った葬儀を常に構築したいという社員の想いと、社員が自ら進んで地域の皆様とフレンドリーで自由に情報交換を行う機会を創り出す社風があります。普段からの傾聴と共感が文字通り親身になって執り行う葬儀の提供に繋がって行くのです。その結果がご遺族様の傷ついた心の癒しと慰めに強く結びつくと私たちは考えています。

 

 慈愛に溢れ爽やかな風吹く有明海。雄大に深碧纏う小岱山。ここ荒尾市で、市民の皆様が嬉しい時や楽しい時は一緒に笑い、悲しい時は一緒に涙する。いつも皆様のそばに寄り添える会社でありたい、、、

 

 社員一同、これからも初心を忘れず懸命にお勤めいたしますので何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

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